糖質制限をしても痩せないのはなぜ?7つの理由を紹介

糖質制限をしても痩せないのはなぜ?7つの理由を紹介

「糖質制限をしても痩せない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。せっかく頑張って糖質を制限しても、変化がなければがっかりしてしまいますよね。

糖質制限は正しく行えば健康的に痩せられる方法ですが、中にはなかなか効果があらわれない方もいます。

糖質制限で痩せない理由には、何らかの原因があることが考えられます。
この記事では、糖質制限をしているのに痩せない理由について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

糖質制限とは


糖質制限は、文字通り「摂取する糖質を制限する」ことです。具体的には、1日の糖質量を130g~70gに抑えます。

ご飯や麺・パンやお菓子など手軽に食べられるものは糖質が多く、気づかないうちに糖質を摂りすぎてしまっていることがほとんどです。

糖質は、体内に摂りり込まれるとブドウ糖に分解され、エネルギーとして活用されます。しかし糖質を摂りすぎると、余ったブドウ糖が脂肪に変わり、体脂肪として蓄えられるのです。

糖質をたくさん摂ると、血液中にあるブドウ糖(血糖)の量が急激に増えます。通常であれば食後2~3時間で元の血糖値に戻りますが、血糖値を急上昇させると血糖値が下がらず、糖尿病をはじめとする健康を害する原因となります。

摂りすぎている糖質を制限すれば、肥満や糖尿病などの病気を防ぐことが可能です。

糖質制限で痩せない?7つの理由


糖質制限を行っていてもなかなか痩せない場合「全然効果が出ない」と止めたくなってしまいますよね。しかし、止めるのはまだ早いです!

もしかしたら、気づかないところに原因があるのかもしれません。ここでは、糖質制限しても痩せない場合に考えられる7つの理由について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

理由1:期間が短い

糖質制限を始めてまだ1~2週間の場合は、痩せないと思うには期間が短すぎます。もし、始めてすぐに痩せた場合は、水分が減っているだけと考えられます。糖質制限の効果はすぐにはあらわれません。糖質の代わりに脂肪をエネルギーとする体に変わるには、少し時間がかかります。

「始めたころは順調だったのに痩せなくなった」という場合は水分量の変化だけという可能性が高いため、もう少し続けてみましょう。人によっては効果があらわれるまでに1ヵ月ほどかかることがあります。

理由2:糖質制限ができていない

1日の食事を振り返り、糖質が高い食べ物を摂取していないか確認してみてください。

糖質を制限しようと、米や麺、パンなどの炭水化物を制限する方は多いでしょう。しかし、その他の食品にも糖質は多く含まれています。いも類に気を付けていても、いもが原料となる片栗粉などは見落としがちです。とろみがつけられた料理には注意しなければなりません。また。レンコンやかぼちゃなど根菜類も糖質が高めです。

見落としがちな調味料や飲料なども注意が必要です。牛乳やビール、野菜ジュースなどは糖質が多く含まれています。調味料は、甘い味付のみりんや料理酒、焼肉のタレなど、意外に糖質が多く含まれているため気をつけましょう。

理由3:カロリーの摂りすぎ

糖質量だけに注目している場合、カロリーを摂りすぎている可能性があります。糖質制限は、糖質を制限する代わりに脂肪やたんぱく質をしっかり摂ります。ただし、いくら食べても良いというわけではありません。

例えば、間食のナッツやアルコール類などは、量に対してカロリーが高めです。1日の摂取カロリーをオーバーしてしまったら、余分なカロリー分は体脂肪に変わります。気づかないうちに必要以上のカロリーを摂っている場合があるため、1日の食事を振り返ってみましょう。

理由4:基礎代謝が落ちている

糖質制限をしすぎることで、基礎代謝が落ちている可能性もあります。

糖質を制限し、代わりに摂取するべき脂質やたんぱく質をしっかり摂っていないと、エネルギー不足になります。体が飢餓状態になると、エネルギーを得ようと筋肉に蓄えられたたんぱく質を分解しようとするのです。その結果、筋肉が減って基礎代謝が低下し、痩せにくい体になってしまいます。

体に必要なエネルギー量はしっかり摂取するようにしみてください。

理由5:運動不足

糖質制限にばかり気を使い、運動を全くしないと長期的には筋肉が減ります。筋肉が減ってしまうと基礎代謝が落ちてしまいます。適度に筋トレなどを行いながらたんぱく質をしっかり摂って筋肉量が減らないように気を付けましょう。

また、先ほども解説しましたが、エネルギー不足になると体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。エネルギーが不足しないよう、糖質を制限した分の必要カロリーはたんぱく質と脂質でしっかり補いましょう。

理由6:便秘

食物繊維が不足すれば便秘になります。糖質を多く含む炭水化物には、食物繊維が含まれています。そのため、糖質を制限することで、食物繊維が不足してしまうことも。食物繊維を意識して、野菜や海藻、きのこなどをしっかり摂るようにしましょう。

また、水分不足も便秘の原因になります。糖質が多い炭水化物には水分も含まれています。糖質を制限すると水分が不足しがちになり、便が硬くなるため、排出しにくくなってしまうのです。水分をしっかり摂るように意識することが大切です。

理由7:ストレス

ストレスが溜まると「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌されて、必要以上に空腹を感じさせたり、脂肪を貯めやすい体にしたりします。ストレスを溜めないよう、適度に運動を行い、たっぷり睡眠をとることが大切です。

中途半端に糖質制限を行うとリバウンドの可能性がある


中途半端な糖質制限は筋肉が減ってしまい、やめればリバウンドする可能性があります。

糖質制限、特にケトジェニックでは、脂質をエネルギー源とする「ケトン体」が主なエネルギー源となっているため「糖新生」が起こりにくく筋肉が分解されるのを抑えられます。

「糖新生」は、自力で糖エネルギーを生み出すことです。中途半端な糖質制限ではケトン体がエネルギー源となっていないため、エネルギーを得ようと糖新生が活発になります。

糖質制限をすると、ブドウ糖を処理する能力が低下します。さらにインスリンの分泌能力が衰え、インスリン感受性が低下してしまいます。中途半端に行った糖質制限を終了し、再び糖質をたくさん摂取するようになると、血液中にある糖分が処理しきれず、余った分は体脂肪に回るのです。そのため、中途半端な糖質制限を終えるとリバウンドしてしまいます。

これを回避する方法は、少しずつ糖質量を増加させて、体を糖質に慣れさせることです。

糖質制限を行ってすぐに減る体重は、肝臓や筋肉に含まれている水とグリコーゲンがほとんどです。糖質制限をやめれば、減った水分が補充されるため、体重は増加することになります。糖質制限は、ルールを守って正しく行うことが大切です。

まとめ

糖質制限を行っているのになかなか痩せないという人は、気づかないところに原因があるかもしれません。糖質制限は、脂肪をエネルギーとして使う体に変えるものですが、即効性があるものではありません。

正しい糖質制限を行っていれば、きちんと結果が出ます。すぐに痩せないからといって止めるのではなく、しばらく様子を見てみてください。ストレスを溜めず、楽しく糖質制限を行いましょう。