野菜ジュースにはどんなイメージがあるでしょうか？野菜が苦手な人、忙しくて食べる時間がない人でも手軽に野菜の栄養が補えるメリットがありますよね。
また体型が気になりだしてダイエット・健康・美容の為に飲んでいる人が多いです。しかし、間違った知識で摂取を続けていると、かえって逆効果になることもあります。
今回は野菜ジュースの正しい飲み方や選び方・注意点を解説します。市販でおすすめの商品もご紹介しているので、参考に最後までお読みください。
この記事の特別監修者
病院・保育園と幅広い年代の食事を提供する中で、アレルギー対応食やヴィーガン料理等、食の多様性を学ぶ。
豆腐マイスターをはじめとする大豆食品関連の資格も多数保有。
モットーは「食でココロもカラダも健康に」
保有資格
・栄養士
・フードスペシャリスト
・乳児食・幼児食コーディネーター
・介護食コーディネーター
・豆腐マイスター
・ソイオイルマイスター
・豆乳マイスター”プロ”
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野菜ジュースは太る？
「野菜ジュースは太る」と聞いたことがある人がいるかもしれません。先に結論をお伝えすると、野菜ジュースは商品や飲み方次第では太る可能性があります。
野菜ジュースを飲んだ時に「甘さ」を感じますよね。この甘さは子どもでも飲みやすいように甘味料を添加している場合があります。
また、野菜・果物本来に含まれている糖も摂りすぎると太る原因になります。ダイエット目的で飲み始めたはずが、かえって太ってしまっては飲んでいる意味がありません。
しかし、冒頭でもお伝えしたように野菜ジュースには手軽にたくさんの野菜を補えるメリットがあります。太らないように野菜ジュースの正しい選び方・飲み方をしっかりと覚えることが大切です。
野菜ジュースで太る原因
次に、野菜ジュースで太る原因をさらに詳しく解説します。飲み続けて太ってしまった人は、次の3つの項目に当てはまる可能性があります。
正しく飲むには、まず原因を見つけることが重要です。間違った飲み方をしていないか確認しましょう。
飲みすぎている
野菜ジュースの飲みすぎは太る原因です。野菜ジュースには飲みやすいように甘い果物を加えている商品が多くあります。
りんごやオレンジ、バナナは糖分が多い果物です。また、果物ではなく甘味料を加えて甘さを調節している商品もあります。
野菜の栄養をたくさん摂りたいという理由から1日に何杯も野菜ジュースを飲んでいると、糖質やカロリーを摂りすぎてしまって結果的に太る原因に繋がります。
糖質・カロリーが多い商品を選んでいる
野菜ジュースを選ぶ時に糖質・カロリーを気にしていますか？太る原因は糖質・カロリーが多い商品を選んでいる為かもしれません。
コンビニやスーパーには様々な野菜ジュースが販売されています。それぞれの商品ごとに特徴があり、入っている野菜・果物の組み合わせによって糖質・カロリーにも違いが出てきます。
毎日飲む野菜ジュースを選ぶ時は、味や野菜の種類、栄養だけではなくて糖質やカロリーもチェックして買うことが大切です。
野菜の代わりに飲んでいる
野菜ジュースを野菜の代わりとして飲んでいると太る原因になります。野菜ジュースは野菜の栄養を手軽に摂れますが、生の野菜と比べると加熱処理の工程でビタミンCなどの量や吸収率が下がる場合があります。
また、野菜には食物繊維が多く含まれますが野菜ジュースになると食物繊維の含有量も減るので本来の野菜と全く同じ効果は得られません。「野菜は摂らずに野菜ジュースを飲めば良い」という考えは、飲みすぎの原因になります。
しかし、様々な種類の野菜を毎日摂るのは時間・金銭的にも大変です。野菜ジュースの特徴を知って、あくまでも毎日の食事の補助食品として摂るように心がけましょう。
野菜ジュースのメリット
野菜ジュースの太る理由をお伝えしましたが、決して飲まない方が良い訳ではありません。生の野菜とは違うメリットがあり、上手に摂ればダイエットにも役立ちます。
次に野菜ジュースのメリットを3つの項目に分けて解説します。メリット・デメリットを勉強して毎日の食生活に取り入れられるように考えていきましょう。
野菜の栄養を手軽に摂れる
まずは野菜の栄養を手軽に摂れることが挙げられます。厚生労働省では1日に野菜を350g摂ることを目標としていますが、男女ともに目標を下回っているのが現状です。
その上、野菜と言っても種類が豊富にあります。様々な種類の野菜を毎日摂取することは時間的にも金銭的にも難しいので目標の350gにはなかなか届きません。
野菜ジュースであれば1日分の野菜の量をいちいち計算しなくても1本に栄養が凝縮されているので手軽に摂れます。また価格も比較的安価な商品が多いので、手に取りやすいメリットもあります。
野菜を調理する手間が省ける
野菜を調理する手間が省ける点もメリットです。野菜を摂ろうと意識しても、切ったり煮たりする作業が面倒で結局野菜を買わない人も少なくありません。
普段料理をしない人や仕事や家事で忙しい人でも野菜ジュースがあれば飲むだけなので簡単です。またトマトジュースは鍋にそのまま入れて他の具材と一緒に煮るだけで簡単に美味しいトマトスープができます。
様々な野菜や果物を摂ろうとすると調理にも時間がかかりますが、野菜ジュースを活用すると時間の節約にもなります。
血糖値の急上昇を抑える
野菜ジュースは血糖値の急上昇を抑える働きが期待できます。野菜を食前に食べると血糖値が上がりにくいことから「ベジファースト」という言葉も生まれていますが、野菜ジュースにも同様の効果が得られる研究結果が出ています。
血糖値の急上昇は体への負担が大きいです。メタボや肥満の原因と言われています。
私たちは食事をすると血糖値が上がりますが、緩やかに上げていく食事を心掛けることで太りにくい体づくりに繋がります。
ダイエット中の野菜ジュースの正しい選び方・飲み方
ダイエットがきっかけで野菜ジュースを飲み始める人は多いです。しかし、間違った選び方・飲み方をすると太る原因にもなります。
次にダイエット中の野菜ジュースの正しい選び方・飲み方を4つの項目に分けて解説します。ダイエット失敗を防ぐ為に注意して見ていきましょう。
低糖質の野菜ジュースを選ぶ
野菜ジュースを選ぶ時は低糖質の商品を選びましょう。缶やパックの側面には栄養成分表が記載してあります。どんな野菜が入っているかの確認は大事ですが、カロリーや糖質量を確認することも大事です。
特に果物が多く含まれている野菜ジュースは糖質が高い傾向があります。果物が入ると甘くて飲みやすくなる反面、ダイエットには向かないので可能な限り選ばないようにしましょう。
また、野菜ジュースの中には砂糖や甘味料が含まれている商品があります。余計な糖質の摂取になるので太る原因になります。商品を手に取る際に糖質量やカロリー・含まれている食材をきちんと確認するようにしてください。
飲むタイミングは食事前
野菜ジュースを飲むタイミングでおすすめなのは食事前です。血糖値の急上昇を抑える野菜ジュースを食事前に摂ることで、その後に食べる食事の血糖値の急上昇も抑えることができます。
目安は食事の30分前です。毎日の飲むタイミングを予め決めておくと習慣化しやすいです。
また間食を野菜ジュースに置き換える方法もあります。適度に糖分が含まれているので、甘いケーキやスナック菓子を食べるよりも少ない糖質量で満足感が得られます。
1日の摂取量はコップ1杯
野菜ジュースは1日コップ1杯を目安に飲んでください。普段の食事に加えて野菜ジュースを何杯も飲むと糖質やカロリーの摂りすぎで太る原因になります。
また野菜ジュースを野菜の代わりに飲むのは止めましょう。あくまでも補助食品です。野菜ジュース以外にも野菜を摂るように心がけてください。
手作りも検討する
野菜ジュースを手作りするのも良いでしょう。市販の野菜ジュースは搾りかすを捨ててしまうので食物繊維の量が減ってしまいますが、手作りであれば捨てずに丸ごと飲むことが可能です。
新鮮な野菜を加熱をしないまま摂取するので野菜本来のビタミンやミネラルもそのまま摂取できます。自分の好きな野菜、摂りたい野菜を入れられる点も良いです。
市販の野菜ジュースを買う場合と比べると手間とお金がかかりますが、毎日ダイエットを続ける中で手作りも一つの選択肢として試してみてください。
市販のおすすめ野菜ジュース3選
次に市販でおすすめの野菜ジュースをご紹介します。たくさんの種類がある中で自分に合った商品を選ぶのは難しいですよね。
今回はダイエット中におすすめの商品を3つ選びました。特徴や栄養素を解説しているので、どの商品を買うか迷っている人は参考にしてみてください。
カゴメ「糖質オフ 野菜ジュース」
出典：amazon
カゴメの「糖質オフ 野菜ジュース」はカロリーは22kcal、糖質3.6gとダイエット用に糖質やカロリーの量にこだわった商品です。食物繊維もしっかりと摂れるように工夫してあります。
食塩・砂糖・保存料無添加。16種類の野菜が入っています。ダイエットで野菜ジュースを飲む場合には、まずこの商品から試してみましょう。
キリン「無添加野菜 48種の濃い野菜100%」
出典：amazon
キリン「無添加野菜 48種の濃い野菜100%」はトマトを中心に野菜が48種類入っています。果物はレモン果汁のみなので野菜本来の味が楽しめます。
カロリーは51kcal、糖質は10gです。さらっとしていて飲みやすいので様々な種類の野菜を1度に補いたい人におすすめです。
ゴールドパック「信州・安曇野野菜ジュース（食塩無添加）」
出典：amazon
ゴールドパックの「信州・安曇野野菜ジュース（食塩無添加）」は信州･安曇野産の野菜を1番栄養価の高い旬の時期に収穫し、野菜ジュースにしています。トマトやニンジンを始め8種類の野菜が含まれています。
カロリーは34kcal、糖質6.7gです。国産の野菜を使った野菜ジュースを飲みたい人におすすめです。
野菜ジュースを飲む時の注意点
最後に野菜ジュースを飲む時の注意点をお伝えします。正しい飲み方をしていても間違った知識で野菜ジュースを摂取しているとダイエット失敗に繋がります。
3つの項目に分けました。改めて気をつけたいポイントを確認して野菜ジュースを摂るようにしてください。
飲みすぎない
野菜ジュースはくれぐれも飲みすぎないようにしましょう。野菜ジュースにも糖質やカロリーは含まれています。
1日に何杯も飲みすぎるとダイエットとは逆効果になって太る原因になります。1日にコップ1杯を目安に食事30分前に摂るのがおすすめです。
普段、野菜を摂りづらい朝食や昼食に野菜ジュースをプラスしてみてください。
食塩・添加物にも注意する
野菜ジュースを選ぶ時には食塩や添加物にも注意してください。美味しく飲めるように塩分を添加している商品がありますが、毎日飲む場合は塩分の摂りすぎになる可能性があるので選ばないようにしましょう。
また、甘味料や保存料などが添加されている商品もあります。野菜ジュースを買う時には原材料の表示を見て、安心して飲める商品かをチェックしてから購入するように意識してください。
野菜ジュースだけに頼らない
野菜の摂取を野菜ジュースだけに頼らないようにしましょう。ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が必ずしも本来の野菜と同じ量摂れるわけではありません。
あくまでも野菜ジュースは、野菜を摂れない・足りない時に補うものとして飲むようにしてください。また、ダイエットだからと言って食事を野菜ジュースのみにすることも止めましょう。
ダイエットには筋肉をつくるタンパク質の摂取が重要になります。タンパク質が足りないと筋肉が落ちて太りやすい体質へと変わってしまいます。肉や魚、大豆などのタンパク質も積極的に摂取しながらダイエットを進めていきましょう。
野菜ジュースを正しく飲もう
野菜ジュースが太る原因と言われているのは、野菜の代わりとして飲みすぎてしまう点にあります。あくまでも野菜ジュースは補助食品として普段の食事に取り入れるようにすることが大切です。
ダイエット中に野菜ジュースを飲む場合は、糖質やカロリーに注意をして商品を選んでください。1日1杯を食事30分前に摂るのがおすすめです。
野菜ジュースを正しく飲んで、ダイエットに役立てていきましょう。
[参考]
・eヘルスネット「野菜、食べていますか？」-厚生労働省
・「野菜ジュースファーストのススメ」-カゴメ
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って
女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
美しさを保つために、日々たくさんの努力をされているかと思いますが
仕事に家事に育児に・・・とにかく時間がない！という方も多いはず。
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女性専用パーソナルトレーニングジムのFURDI(ファディー)は、あなたの身体に合わせて最適なトレーニングプログラムを準備しています。
1回、15分～30分程度だから、隙間時間を活用できます！
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運営者情報と記事の信頼性
女性専用AIパーソナルトレーニングジムを運営。
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読者の方が理想とするカラダになれるよう科学的な根拠の基、信頼のある情報をわかりやすく発信しています。
弊社ジムのインストラクター、栄養士を監修者としておいています。
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