最近話題の「大豆ミート」をご存じでしょうか。健康志向の方が増えた影響もあり、大豆ミートはスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも手軽に購入できるようになりました。
大手企業では大豆ミートの商品開発が進み、大豆ミートを使った惣菜や加工食品も次々と発売されています。
しかし、そもそも大豆ミートとはどのような食品なのでしょうか。本記事では、大豆ミートの種類や食べるメリット・デメリットを解説していきます。
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大豆ミートとは?
大豆ミートとは、大豆を肉のように見立てた加工食品です。大豆の油分を搾り、加熱・加圧して肉のように形成します。
欧米では肉を食べない菜食主義者が多く、代用で大豆ミートを使用します。一方、日本では菜食主義者の他にも健康志向から大豆ミートを食べる方が多いのが特徴です。
日本では、肉の代用食品として大豆ミートがブームになっています。大豆ミートの食感や見た目は肉にそっくりだからです。
味は淡泊ですが、大豆独特の風味があります。最近は大豆独特の風味はだいぶ改善されましたが、苦手な方は少し濃い味の調味料や他の食材と合わせて使うと美味しく食べられます。
商品によっては下味のついているもの、他の豆や玄米を混ぜたもの、豚肉や鶏肉のエキスが入っているものなどがあるため、品質表示を確認して好みの商品を選びましょう。
大豆ミートの規格による種類2つ
大豆ミートは規格によって以下の2種類に分類されます。
大豆ミートの規格
- 大豆ミート食品
- 調整大豆ミート食品
それぞれくわしく解説します。
1.大豆ミート食品
大豆ミート食品とは、以下の条件を満たす食品です。
- 大豆ミート原料を用いて、肉様の特徴を有するように加工する
- アミノ酸スコア100の大豆ミート原料を使用する
- 1次原材料から 3 次原材料までに、動物性原材料もしくは加工品を使用しない
- 大豆たん白質含有率が10 %以上
アミノ酸スコアとは、食品中のタンパク質に必須アミノ酸がどれくらいのバランスで含まれているかを示す数値です。最高数値は100で、数値が高いほど良質なタンパク質を含む食品となります。
大豆ミート食品はアミノ酸スコア100の大豆ミート原料を使用しているため、良質なタンパク質を含む食品といえるでしょう。
2.調整大豆ミート食品
調整大豆ミート食品とは、以下の条件を満たす食品です。
- 大豆ミート原料を用いて、肉様の特徴を有するように加工する
- 1次原材料から 3 次原材料までに、動物性原材料もしくは加工品を使用しない
- 大豆たん白質含有率が1 %以上
大豆ミート食品の大豆たん白質含有率が10 %以上であるのに対し、調整大豆ミート食品の大豆たん白質含有率は1 %以上と定められています。良質なタンパク質を含む食品という意味では、大豆ミート食品に軍配が上がります。
大豆ミートの形状による種類3つ
大豆ミートは、形状によって以下の3種類に分類されます。
大豆ミートの形状の種類
- ブロックタイプ
- フィレタイプ
- ミンチタイプ
それぞれくわしく解説します。
1.ブロックタイプ
ブロックタイプとは、かたまり肉のような形状の大豆ミートです。ゴロっとしていて食べ応えがあるため、大豆ミートをメインとする料理に向いています。
ブロックタイプの用途
- 唐揚げ
- 酢豚
- カレー など
2.フィレタイプ
フィレタイプとは、一口サイズにカットされた形状の大豆ミートです。薄切り肉の代用品となるため、他の食材との炒め物やサラダの具にするのに適しています。
フィレタイプの用途
- 野菜炒め
- 焼肉風
- 肉じゃが
- サラダのトッピング など
3.ミンチタイプ
ミンチタイプとは、細かい形状の大豆ミートです。ひき肉の代わりやドレッシングソースに混ぜて使います。少量を入れるだけで料理にボリュームがつくため、子どもが多い家庭にもおすすめです。
フィレタイプの用途
- ハンバーグ
- つくね
- ミートソース
- 麻婆豆腐 など
大豆ミート製品の種類3つ
市販の大豆ミート製品には、主に以下の3種類があります。
大豆ミート製品の種類
- レトルトタイプ
- 乾燥タイプ
- 冷凍タイプ
それぞれくわしく解説します。
1.レトルトタイプ
レトルトタイプの大豆ミートは、湯戻しや水切りなしで調理可能です。開封してそのまま調理に使えるため、忙しくてすぐに使いたいときの時短調理に適しています。
2.乾燥タイプ
乾燥タイプの大豆ミートは、水分を飛ばした製品です。調理にはお湯に浸す・茹でるといった下準備が必要ですが、煮汁やスープに使う場合には戻さなくても使用できます。
乾燥タイプの大豆ミートは乾燥しているため長期保存できる点が特徴です。非常食としても役立ちます。
3.冷凍タイプ
冷凍タイプの大豆ミートは、冷凍庫から出してそのまま使用できます。お湯で戻す必要がないため、加熱調理する場合は冷凍庫から出して他の食材と一緒に加熱するだけでOKです。
大豆ミートを使う7つのメリット
肉ではなく、大豆ミートを使うメリットとは何なのでしょうか。
大豆ミートのメリット
- 高タンパク質で低脂質
- コレステロールを排出する
- 植物性タンパク質が摂れる
- 腸内環境を整える
- 大豆イソフラボンが豊富
- ビタミン・ミネラルが豊富
- 環境にやさしい
それぞれくわしく解説していきます。
1.高タンパク質で低脂質
大豆ミートは肉と同様に高タンパク質ですが、肉よりも低脂質・低カロリーです。さらに、コレステロールも含まれていません。また、肉を調理する場合、油や調味料等を加えるとさらに脂質やカロリーが高くなってしまいます。
大豆ミートを使用すると、料理全体の脂質やカロリーが抑えられた上でタンパク質はしっかりと摂取できます。大豆ミートは、ダイエットや体型が気になる方におすすめの食品です。
2.コレステロールを排出する
大豆ミートはノンコレステロールである上に、コレステロールを排出する作用もあります。大豆ミートには、ポリフェノールの一種でもある「大豆サポニン」が含まれています。
大豆ミートを日常的に摂取することで、コレステロール値を正常に近づけやすくなるでしょう。大豆ミートはダイエット目的だけではなく、健康を気にする方にもおすすめの食品です。
3.植物性タンパク質が摂れる
大豆ミートは植物性タンパク質です。普段は肉や魚、乳製品に卵などの動物性タンパク質を中心に摂取している方が多いのではないでしょうか。
タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されており、その中でも9種類は体内では合成できない必須アミノ酸です。この必須アミノ酸は食事で補給する必要があり、動物性タンパク質のみを食べていると体内のアミノ酸バランスに偏りが生じてしまいます。
筋肉づくりにはタンパク質の補給が重要です。動物性タンパク質と植物性タンパク質をどちらもバランスよく合わせて接種することで筋タンパク質の合成を促進できるのです。
4.腸内環境を整える
大豆ミートには、肉や魚にはほとんど含まれていない食物繊維が豊富に含まれています。大豆ミートに含まれる食物繊維には水分を含むと膨張する作用があり、摂取すると腸内を刺激しながら有害物質を掃除してきれいにしてくれます。
さらに大豆ミートに含まれる「オリゴ糖」が腸の奥にまで届くことによって善玉菌のエサとなってその数を増やす点も魅力です。この食物繊維やオリゴ糖の働きで腸内環境が整います。
腸内環境が整うことで、体全体の代謝がアップして健康効果が上がることが分かっています。便秘気味の方はもちろん、そうでない方にも大きなメリットがあるでしょう。
5.大豆イソフラボンが豊富
大豆ミートには大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と似た作用を持っており、体内でエストロゲンのバランスがよくない場合に大豆イソフラボンが代わりとなって数を補ってくれます。
女性は更年期に入るとエストロゲンの量が減少して、更年期症状が起きたり骨粗しょう症のリスクが高くなったりすることをご存じでしょうか。大豆イソフラボンを摂る習慣をつけると、更年期症状やリスクの緩和・低下が期待できます。
また、大豆イソフラボンはコラーゲンの再合成に関わっています。大豆イソフラボンを摂り続けていると、肌のハリ・ツヤのアップやシワの改善も期待できるでしょう。
6.ビタミン・ミネラルが豊富
ビタミンやミネラルが豊富なのも大豆ミートの特徴です。大豆ミートには、糖や脂肪の燃焼に欠かせないビタミンB1やB2・B6等のビタミンB群が多く含まれています。
大豆ミートには、骨を形成するカルシウム、それをサポートするマグネシウム、ナトリウムの排出に欠かせないカリウム、月経のある女性は欠乏しやすい鉄分なども多く含まれています。原材料である大豆の豊富な栄養素が大豆ミートにも多く含まれていることを覚えておきましょう。
7.環境にやさしい
大豆ミートは、肉と比較すると環境にやさしいといわれています。家畜によるげっぷ・おなら・排泄物などからはメタンや一酸化二窒素が発生しており、地球温暖化を加速させる恐れがあるとされているからです。
また、家畜からの排泄物による水質汚濁も大きな問題となっています。大豆ミートが普及し、家畜の数が減ると環境問題が改善する可能性があります。
大豆ミートを使う3つのデメリット
大豆ミートのデメリット
- 下ごしらえが面倒
- 添加物や塩分が多い製品がある
- 価格が高い
それぞれくわしく解説していきます。
1.下ごしらえが面倒
製品にもよりますが、大豆ミートには下ごしらえが面倒というデメリットがあります。湯戻しや水切りなどの手間がかかるため、仕事や育児などで忙しい方には不向きです。
ただし、最近レトルトタイプや冷凍タイプなどの下ごしらえが不要な大豆ミートも販売されています。手間がかからない大豆ミートを選択すると、「下ごしらえが面倒」というデメリットは克服できるでしょう。
2.添加物や塩分が多い製品がある
大豆ミートの中には、添加物や塩分が多い製品が存在します。多くの大豆製品は、味や形を整るために添加物が使用されています。
無添加表記がある製品すべてが添加物が一切使用されていないわけではありません。乾燥タイプの中には添加物が使用されていない、もしくは少ないものがあるため、ぜひチェックしてください。
大豆ミートは肉と比較するとコクを感じにくいため、塩分を多く使用している製品も少なくありません。塩分を気にしている方は要注意です。
3.価格が高い
大豆ミート製品は、肉とほぼ同程度か若干高い価格設定となっています。大豆ミートが高い理由は、製造過程で手間がかかるためです。また、大豆自体の価格も高くなっています。
大豆ミートと肉が同価格で販売されていたら、肉を選択したくなる方が多いのではないでしょうか。大豆ミートがもう少し手頃に購入できるようになると、大豆ミートの支持率もさらに上がるかもしれません。
おすすめの大豆ミート製品5選
最近はさまざまな大豆ミート製品が販売されており、どれを購入しようか悩んでしまうかもしれません。そこで今回は、おすすめの大豆ミート製品を5つピックアップしました。
おすすめの大豆ミート製品
- マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉(レトルトタイプ)
- 創健社 かるなぁ 大豆まるごとミート ミンチタイプ
- ネクストミーツ NEXTカルビ2.0
- 日本ハム ナチュミート
- 大塚食品 ゼロミート(ハムタイプ)
1.マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉(レトルトタイプ)
味噌の製造・販売で知られるマルコメでは、さまざまな形状の大豆ミートを販売しています。中でも便利なのが、湯戻し・水切りが不要なレトルトタイプの大豆ミートです。
同じレトルトタイプでも「スライス」や「ミンチ」などさまざまな形状を販売しており、料理に合わせて選びやすいでしょう。知名度の高い企業の大豆ミート製品ということもあり、最寄りのスーパーマーケットでも遭遇する確率が高いです。
マルコメでは乾燥タイプや冷凍タイプの大豆ミートも販売しているため、そちらもあわせて確認してみてください。
2.創健社 かるなぁ 大豆まるごとミート ミンチタイプ
創健社の「かるなぁ 大豆まるごとミート ミンチタイプ」は、原材料は国産大豆のみのシンプルな大豆ミートです。大豆ミートの添加物や塩分が気になる方に向いています。
また、圧搾法で油分をカットしているためダイエット中の方にもおすすめです。湯戻しをすると牛ミンチ肉のような食感になるため、ハンバーグや肉団子などと相性がよいでしょう。
3.ネクストミーツ NEXTカルビ2.0
ネクストミートでは、世界初の焼肉用大豆ミートを販売しています。見た目も味も焼肉そのもので、ダイエット中でも約肉を食べたい方から支持されています。
冷凍タイプの製品なので、湯戻しや水切りなどの手間は一切不要です。パッケージを自然解凍したあと、そのままフライパンや網などで焼くだけで食べられます。
焼肉のように食べるだけでなく野菜炒めや回鍋肉などにもアレンジできるため、冷凍庫にストックしておくと便利です。「カルビ」の他に「ハラミ」も用意しています。
4.日本ハム ナチュミート
仕事や育児で忙しく、調理の時間が取れない方におすすめなのは日本ハムの「ナチュミート」シリーズです。ナチュミートシリーズには「メンチカツ」や「から揚げ」などの5つのラインナップがあり、いずれも大豆ミートを使用しています。
オーブンレンジや電子レンジで加熱するだけですぐに食べられるため、忙しい方や料理が苦手な方に最適です。美味しさを重視する方は、メニューによってはフライ調理も可能となっています。
5.大塚食品 ゼロミート(ハムタイプ)
大塚食品の「ゼロミート」シリーズは、大豆ミート製品では珍しいウインナーやハムを展開しています。今回紹介する「ハムタイプ」は、肉不使用にもかかわらずハムのような食感・味・香りを楽しめます。
加熱せずにそのまま食べられるため、忙しくて調理に時間をかけられない方にも最適です。サラダやお弁当など、あらゆるシーンで活躍してくれるでしょう。
大豆ミートの使い方のポイント
大豆ミートは、肉の代わりにさまざまなメニューに使える万能な食品です。肉の量を減らしてその分を大豆ミートに置き換えることもできます。
例えば、ハンバーグにはひき肉と大豆ミートを1:1の割合で使います。すると脂質やカロリーを抑えられて、さらには動物性タンパク質と植物性タンパク質を両方摂ることが可能です。
初めて大豆ミートを使う時は、肉と合わせて使うことをおすすめします。大豆ミートの食感や風味に慣れてきたら、少しずつ割合を増やしていくとよいでしょう。
料理に大豆ミートを使ってみよう
最近話題の大豆ミートは、高タンパク質でありながら、肉よりも脂質・カロリーを抑えられます。原材料は大豆なので、大豆の豊富な栄養成分を取り入れながら肉のような食感や食べ応えを感じられます。
大豆ミートは種類や形状さまざまで、普段の食生活にも取り入れやすい点も魅力です。大豆独特の風味があるため、苦手な方は濃い調味料で味付けをしたり肉と半量ずつ使ったりと工夫してみましょう。
[参考]
・農林水産省「日本農林規格(案)大豆ミート食品類」
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)-文部科学省
・食品成分データベース -文部科学省
・eヘルスネット「良質なたんぱく質」「食物繊維」-厚生労働省
・健康長寿ネット「ミネラル成分の鉄分の働きと1日の摂取量」
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って
女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
美しさを保つために、日々たくさんの努力をされているかと思いますが
仕事に家事に育児に・・・とにかく時間がない!という方も多いはず。
パーソナルトレーニングジムなら、
限られた時間のなかで効率的にあなたの理想に近づくことができます。
「気になる身体の部位を絞りたい」
「スタイルをキープをしたい」
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