「内ももがたるんでいる」「太ももの間に隙間がない」と悩んでいませんか?そんな女性の方におすすめなのが「内転筋の筋トレ&ストレッチ」。内ももを引き締めてスッキリさせるのに効果的な方法です。
今回は、美脚を目指す女性のために、内転筋の筋トレ&ストレッチのやり方を詳しく解説します。また、内転筋の構造と働き、女性に嬉しい効果なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って 女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
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内転筋とは?
内転筋とは「太もも内側の筋肉」のことです。骨盤と大腿骨をつなぎ、股関節をあらゆる方向に動かしています。内転筋が収縮することによって、股関節の様々な動きが可能となるのです。では、内転筋の構造と働きについて、詳しく見ていきましょう。
内転筋の構造
内転筋は、下記の6種類の筋肉によって構成されています。
- 大内転筋(だいないてんきん)
- 小内転筋(しょうないてんきん)
- 長内転筋(ちょうないてんきん)
- 短内転筋(たんないてんきん)
- 恥骨筋(ちこつきん)
- 薄筋(はっきん)
これら6種類の筋肉が、重なり合うように太もも内側を走行しているのです。
1~5の筋肉は、骨盤から大腿骨にかけて付着しています。
6の筋肉だけは、骨盤から脛骨(すねの骨)にかけて付着しています。
内転筋の役割
内転筋とは、股関節を動かすための中心的役割を担っている筋肉です。股関節は球関節の構造をしているため、あらゆる方向への動作が可能となります。内転・外転・屈曲・伸展・内旋・外旋、及びそれらを組み合わせた動きをします。そうした股関節の様々な動きをサポートしているのが「内転筋」なのです。
股関節の動きについては、下記を参照してください。
- 内転…脚を伸ばしたまま内側に閉じる動き
- 外転…脚を伸ばしたまま外側に開く動き
- 屈曲…脚を前方へ振り上げる動き
- 伸展…脚を後方へ振り上げる動き
- 内旋…脚を内側に向けてひねる動き
- 外旋…脚を外側に向けてひねる動き
内転筋の筋トレで得られる女性に嬉しい3つの効果
続いて、内転筋の筋トレで得られる効果を見ていきましょう。内転筋を鍛えることで、女性に嬉しい様々な効果が期待できます。ここでは、その中から特に重要な3つの効果を紹介します。具体的には下記の通りです。
- 内ももが引き締まる
- 脚が真っ直ぐになる
- 下腹ポッコリが解消する
それぞれの効果について詳しく解説します。
1. 内ももが引き締まる
内転筋の筋トレを続けると、内ももが引き締まってきます。内ももには太い血管やリンパ管が走っているため、運動不足などで血流が悪くなると、内ももから先に脂肪が溜まってきてしまうのです。
しかし、筋トレによって内転筋が鍛えられると、血液を送り出す働きが強まり、内ももに溜まっていた余分な脂肪が排出されやすくなります。また、内転筋自体も引き締まり、女性らしいしなやかな形状になってくるため、スッキリとした美脚ラインが形成されるのです。
2. 脚が真っ直ぐになる
内転筋の筋トレを続けると、脚が真っ直ぐになってきます。内転筋は骨盤から大腿骨にかけて斜めに付着し、正しい姿勢を保持するための支柱となっている重要な筋肉。そのため、支柱である内転筋が衰えてしまうと、骨盤が歪み、脚を真っ直ぐに保持することが困難になってくるのです。
しかし、筋トレによって内転筋が鍛えられると、骨盤が正常な状態に戻され、ガニ股やО脚などが改善されてきます。すると、下半身全体がスマートな印象になってくるのです。
3. 下腹ポッコリが解消する
内転筋の筋トレを続けると、下腹ポッコリが解消されてきます。内転筋が衰えて骨盤が歪むと、内臓を正常な位置に保持しておくことができなくなり、内臓が斜め下方向にずり落ちてきます。すると、内臓の重さに耐え切れず下腹がポッコリと出てきてしまうのです。
しかし、筋トレによって内転筋が鍛えられると、骨盤の歪みが改善され、内臓が正常な位置に戻されます。すると、下腹ポッコリも解消されるのです。
女性におすすめ!内転筋を引き締める筋トレメニュー5選
それでは、内転筋を引き締める筋トレメニューを紹介します。具体的には下記の5種目です。どの種目も自宅で一人でできますので、無理のない範囲で取り組んでみてください。
- ワイドスタンススクワット
- サイドランジ
- レッグオープン
- レッグアダクション
- 内ももでペットボトルを挟む
それぞれの種目のやり方を解説します。
1. ワイドスタンススクワット
ワイドスタンススクワットは、内転筋を含む下半身全体を引き締める効果が高い種目です。特に、内転筋、大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)、大殿筋(お尻全体を覆う筋肉)への刺激が強くなります。具体的なやり方は下記の通りです。
- 肩幅よりも広く足を開き、つま先を外側に向けて立つ
- 手は頭の後ろで組んでおくか、胸の前に伸ばしておく
- 動作中は胸を張り、背筋を伸ばした状態を維持する
- スタート姿勢から、息を吸いながら3~4秒でしゃがむ
- 太ももが床と平行になるくらいまでしゃがむ
- しゃがんだ位置から、息を吐きながら3~4秒で立ち上がる
- 上記4〜6を繰り返す
- 少しキツイと感じる回数×2~3セット行う
2. サイドランジ
サイドランジは、内転筋を集中的に引き締める効果が高い種目です。足を横へ大きく開くことで、股関節の外転方向の動作が行われます。また、そこから足を閉じることで、股関節の内転方向の動きも加わります。具体的なやり方は下記の通りです。
- 足を閉じ、つま先を正面に向けて立つ
- 手は腰に当てるか身体の前で組んでおく
- 背筋を伸ばして上体を真っ直ぐにする
- 息を吸いながら右足を外側に大きく一歩前に踏み出す
- 着地したら右膝を曲げ無理のない深さまで重心を落とす
- 左足は真っすぐ伸びた状態になる
- 息を吐きながら右足で地面を蹴り上げ、元の位置に戻す
- 上記4~7の動作を反対側でも同様に行う
- 左右交互に少しキツイと感じる回数×2~3セット行う
3. レッグオープン
レッグオープンは、股関節の可動域を広げることで内転筋を刺激し、引き締め効果を高める種目です。両足を大きく広げることで、股関節の外転方向の動作が行われます。また、そこから両足を閉じることで、股関節の内転方向の動きも加わります。具体的なやり方は下記の通りです。
- 仰向けになって寝る
- 両手は頭の後ろで組んでおく
- 両足を天井に向かって高く上げる
- 息を吸いながら両足を左右に大きく開く
- 開いた位置で3~5秒キープする
- キープが終ったら、息を吐きながら閉じる
- 無理のない範囲で繰り返す
4. レッグアダクション
レッグアダクションは、内転筋を集中的に引き締める効果が高い種目です。足を上げた時に、股関節の内転動作が加わり内転筋に負荷がかかります。可動域は小さいですが、反動が使えない分、内転筋を動員しやすくなります。自重を負荷とし、「キツイと感じる回数×2~3セット」を目安に行いましょう。
5. 内ももでペットボトルを挟む
水を入れた小さ目のペットボトルを用意してください。椅子に座って内ももでペットボトルを挟み、両膝を内側にギュッと押し付けることで、内転筋を刺激し、引き締めることができます。一見簡単そうに見えますが、実際にやってみると結構キツイ運動です。押し付けながらキツイと感じるまでキープし、それを2~3セット行うと良いでしょう。
女性におすすめ!内転筋の筋トレ効果を高めるストレッチ3選
続いて、内転筋の筋トレ効果を高めるストレッチを紹介します。内転筋を引き締めるには、股関節のストレッチを併用すると効果的です。特に女性は、股関節が動きにくい人が多いので、股関節がほぐされて動きやすくなることで、内転筋の引き締め効果が出やすくなります。具体的には、下記の3種類のストレッチがおすすめですので、筋トレ後やお風呂上がりなど、身体が温まった状態の時に行ってみてください。
- 座って股関節を開くストレッチ
- 立って股関節を開くストレッチ
- 仰向けで股関節を開くストレッチ
それぞれの種目のやり方を解説します。
1. 座って股関節を開くストレッチ
- 床に座り、左右の足裏を正面で合わせる
- 両手で足先を持ち、両膝を外側へ倒す
- 股関節が開きやすい位置まで上体を前傾させる
- 両手で膝を軽く押すようにしてもよい
- この状態のまま、20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
2. 立って股関節を開くストレッチ
- 直立し、両脚を前後に大きく開く
- 前脚の膝が90度くらいになるまでお尻を落とす
- 目線を真っすぐ前に向け、上体は垂直に立てておく
- 後ろ脚は伸び、かかとが浮いた状態となる
- この状態のまま、20~30秒キープする
- 前後の脚を交替し、同様に行う
- 片側ずつ交互に2~3セット繰り返す
3. 仰向けで股関節を開くストレッチ
- 仰向けになって寝る
- 腕は体側に伸ばしておく
- ガニ股になり、左右の足裏を合わせる
- 股をできるだけ大きく広げるようにする
- この状態のまま、20~30秒キープする
- 2~3セット繰り返す
女性に内転筋の筋トレ効果が出るのはいつ頃?
内転筋の筋トレ&ストレッチを、週3回のペースで行ったとしても、女性の内転筋が引き締まるまでには、2~3ヶ月かかるでしょう。女性の太ももは、特に脂肪が溜まりやすい部位になりますので、ちょっとやそっとの運動ではなかなか細くなりません。
ですから、初めの1ヶ月は準備期間と考えて、そこで効果が出なくても、諦めずに続けることが大切です。しっかり内転筋が鍛えられていれば、2ヶ月目に入ると徐々に変化が現れてきます。そして3ヶ月目になると、変化がはっきりと分かるようになってくるでしょう。
女性の美脚づくりに内転筋の筋トレは不可欠!
内転筋は目立つ筋肉ではありませんが、実際には、胴体と脚をつなぐ要の筋肉であり、股関節を動かす重要な役割を担っています。内ももを引き締め、スッキリとした美脚を目指したい女性の方は、ぜひ当コラムで紹介した「内転筋の筋トレ&ストレッチ」を、2~3ヶ月後を目標に実践してみてください。きっと、今までに感じたことのない効果を実感できるはずです!
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って
女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
美しさを保つために、日々たくさんの努力をされているかと思いますが
仕事に家事に育児に・・・とにかく時間がない!という方も多いはず。
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1回、15分~30分程度だから、隙間時間を活用できます!
限られた時間のなかで賢く効率的に、あなたの理想を叶えましょう!
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