ヨガを快適かつ効果的に行うための「ヨガマット」。お気に入りのヨガマットがあると、普段よりも楽しく体を動かせますよね。
ただ、ヨガマットの種類が豊富でどれを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
あなたに合ったヨガマットの選択方法を知っておかないと、無駄な時間を過ごしたり、余計な出費に発展したりする可能性があります。
本記事では、ヨガマットの選び方やおすすめの商品を紹介しています。ヨガ初心者でもできるポーズもいくつか紹介しているので、参考にしてみてください。
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って 女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
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ヨガマット(トレーニングマット)とは?
ヨガマットとは名前のとおり「ヨガを行う際に床に敷くマット」のことです。
ヨガは体の柔軟性や代謝を高めるために、決められたポーズを数秒~数十秒キープします。ただ、フローリングや畳の上で行うと、骨と床が接触してしまうため、痛くて体勢をキープ出来ない可能性があるのです。
ヨガマットを敷くことで、床との接触を減らして快適なヨガライフを送れます。ヨガマットは防音にもつながるため、始める予定のある方は、あらかじめ購入しておきましょう。
また、ヨガマットと一緒にウェアも買っておくとスムーズに始められます。ヨガウェアについては下記の記事を参考にしてみてください。
ヨガマット(トレーニングマット)がおすすめな5つの理由
ヨガマットが必要な理由を下記5つにまとめました。
ヨガマットが必要な理由
- 心の準備ができる
- ポーズがしやすくなる
- 汗を吸収してくれる
- 冷えから体を守る
- 動作の衝撃を和らげる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.心の準備ができる
ヨガマットを敷くと、心の準備をしてから始められます。ヨガは同じポーズを数十秒キープする必要があり、集中力は欠かせません。心の準備が整っていない状態で始めても、なかなか体制をキープできないのです。
また、ヨガを行う上で重要な「瞑想(無心になって意識を体の内側に向ける行為)」もしやすくなります。ヨガマットによって集中力が高まると、瞑想にスムーズに入れるようになるため、ヨガの効果を引き出しやすくなります。
2.ポーズがしやすくなる
ヨガマットの上で動作を行うと、ポーズがしやすくなります。手足を床についてポーズを行う際、床がツルツルして滑りやすいと、踏ん張りが効かず体制をキープしづらいです。
ヨガマットには、滑りにくくグリップ力に優れた素材が使用されているので、手足をついたときに踏ん張りが効きポーズを保ちやすくなるのです。ポーズが安定すると体への負担も軽減され、心地よくヨガを楽しめます。
3.汗を吸収してくれる
天然ゴムなどの素材を使用したヨガマットは、汗を吸収し滑りにくくしてくれます。手足が汗で濡れてくると、ポーズをとる際にグリップが安定せず踏ん張りづらくなりますが、ヨガマットを敷くと、汗が吸収されるため滑りにくくなるのです。
ヨガマットを敷いても滑る場合には、上にタオルを敷いてあげると、汗の吸収性と速乾性が高まって滑りにくくなります。
4.冷えから体を守る
ヨガマットの上で動作を行うと、床の寒気から体を守れます。ヨガには、床に座ったり横になったりして行うポーズもありますが、冷たい床の上だと体が冷えてしまい、ヨガの効果を最大限引き出せなくなります。
ヨガマットの上で動作を行うと肌と床が直接接触しなくなるため、床の冷たさから体を守ってくれるのです。体の保温対策としても有効なので、冷え性の方はヨガマットを敷くとよいでしょう。
5.動作の衝撃を和らげる
ヨガマットには、体に対する動作の衝撃を軽くするメリットもあります。ヨガに激しい動きはありませんが、硬い床の上で行っていると腰や膝に負担がかかってしまいます。特に手足に強い力を込めて踏ん張るポーズでは、体への負担が大きくなってしまうのです。
ヨガマットには、衝撃を抑えて腰や膝への負担を軽減する「クッション」のような役割があります。ケガを防ぐためにもヨガマットを敷きましょう。
ヨガマット(トレーニングマット)の選び方
続いて、あなたに合ったヨガマットを選ぶ5つのポイントを解説します。
ヨガマットは高価だから良いというわけではないため、選ぶポイントを知っておく必要があります。
ヨガマットを選ぶ際のポイント
- 素材
- 厚さ・サイズ
- 色
- 加工
- ブランド・価格
一つひとつ詳しく見ていきましょう。
1.素材
ヨガマットには、クッション性やグリップ力に優れた素材が使用されていますが、特に多く使用されている素材は「PVC(ポリ塩化ビニール)」「TPE(熱可塑性エラストマー)」「NBR(合成ゴム)」の3種類です。それぞれの特徴を見てみましょう。
①PVC(ポリ塩化ビニル)
PVC(ポリ塩化ビニル)は、多くのヨガマットに使用されているスタンダードな素材で、クッション性とグリップ力に優れています。
PVCを使用したヨガマットは比較的リーズナブルなものが多く、初心者の方におすすめです。ただし、汗がつくと滑りやすくなるのでご注意ください。
②TPE(熱可塑性エラストマー)
TPE(熱可塑性エラストマー)は、軽くてクッション性に優れており、ヨガマット独特のニオイもほとんどありません。水洗いも可能なのでお手入れもしやすいのも魅力的です。
さらに滑りにくくグリップの安定感も良好。機能的で扱いやすい素材なので、初心者~上級者まで幅広い方におすすめです。
③NBR(合成ゴム)
NBR(合成ゴム)は、クッション性・グリップ力・耐久性に優れ、ヨガマットとして適した素材を使用しています。天然ゴムを加工した合成ゴムなので、ゴム特有の臭いもほとんどありません。
NBRを使用したヨガマットは丈夫で使いやすいので、大きな動作を伴う「動的ヨガ」を行っている中級者~上級者におすすめです。
2.厚さ・サイズ
ヨガマットの厚さやサイズは使用するシチュエーションによって変化します。折りたたんで持ち運びたい場合は「薄め(~10mm)」、耐久性を求める方は「厚め(10mm~)」のヨガマットを選択しましょう。
また、ヨガマットの標準サイズは「幅60×奥行180cm」なので、奥行きが「身長+10cm」となるサイズを選択するとよいでしょう。
(例)身長160cm、外でヨガを行う予定のある方
- 厚さ:5~10mm
- サイズ:幅60cm×奥行き170cm
3.色
ヨガマットは、あなたが好きな色の商品を選ぶとよいでしょう。ヨガの効果が変わるわけではありませんが、お気に入りの色を選ぶとモチベーションが上がったり、リラックスしやすくなったりします。
特にこだわりがない場合は、下記の色を選択してみましょう。
- 黄色:テンションが上がる
- 青:気持ちを落ち着かせる
- 紫:リラックスさせてくれる
- オレンジ:モチベーションを上げてくれる
4.加工
ヨガには体重移動などが必要なポーズもあるので、滑り止め加工のあるヨガマットの方がグリップ力を高められて便利です。
表面・裏面に滑り止め用の模様があると、マットに手足をついたときに踏ん張りやすくなります。
ただ、ヨガマットの模様によっては汗が溜まりやすくなるので、防水加工がされているかも合わせて確認するとよいでしょう。
5.ブランド・価格
ヨガマットを初めて購入する際に「あまりお金をかけたくない」「長く続けられるかわからない」と悩む方は、2~3,000円代のヨガマットを選びましょう。
確かに「ヨガワークス」「マンドゥカ」のようなブランドが理想ですが、合わない可能性もあります。大切なのは「長期間快適に使えるかどうか」です。
使いやすさや価格帯を比較して、あなたに合ったヨガマットを選択しましょう。
【タイプ別】おすすめヨガマット(トレーニングマット)5選
ここでは、タイプ別のおすすめヨガマットを5つ紹介します。
タイプ別おすすめヨガマット
- マンドゥカビギンヨガマット
- ヨガワークスピラティスマット
- ラヴィヨガマット
- リーボックトレーニングマット
- シックスパットトレーニングマット
クオリティーが高く使いやすいヨガマットばかりなので、参考にしてみてください。
※最新の価格はAmazonでご確認ください。
1.人気のヨガマットブランド「マンドゥカビギンヨガマット」
出典:Amazon.co.jp
マンドゥカビギンヨガマットは、クッション性とグリップ力に優れたヨガマットです。マット中央にガイドラインが付いているので、正確なポーズをとりやすく、初心者の方におすすめのマットです。
素材 | TPE |
厚さ | 5mm |
サイズ | 幅61×奥行173cm |
価格 | 6,518円(Amazon) |
2.厚さ10mm以上でクッション性抜群「ヨガワークスピラティスマット」
出典:Amazon.co.jp
ヨガワークスピラティスマットは、厚さが12mmあるので、動作中の身体への負担を大幅に軽減させられます。滑りにくくグリップ力も高いでので、ヨガはもちろん、ピラティスやストレッチにも適しています。
素材 | NBR |
厚さ | 12mm |
サイズ | 幅61×奥行173cm |
価格 | 5,800円(Amazon) |
3..PVC素材でグリップ力十分「ラヴィヨガマット」
出典:Amazon.co.jp
ラヴィヨガマットは、厚さ6mmのスタンダードなヨガマットで、柔らかく滑りにくい素材を使用しているので安定感があります。リーズナブルな価格なので初めて購入する方におすすめです。
素材 | PVC |
厚さ | 6mm |
サイズ | 幅61×奥行168cm |
価格 | 1,340円(Amazon) |
4.リーボックトレーニングマット
出典:Amazon.co.jp
リーボックトレーニングマットは、厚さ15mmまで対応しているのでクッション性を重視する人におすすめです。また、表面には滑りにくい加工がされているので、いろいろなエクササイズに対応できます。
素材 | NBR |
厚さ | 7mm/10mm/15mm |
サイズ | 幅80×奥行183cm |
価格 | 3,527~7,255円(Amazon) |
5.厚さ6mm以下で持ち運びしやすい「シックスパッドトレーニングマット」
出典:Amazon.co.jp
シックスパッドトレーニングマットは、厚さ4mmなので軽量で持ち運びが楽です。クッション性と安定感にも優れたTPE素材を使用しているので、ヨガはもちろん筋トレなど幅広いエクササイズに対応できます。
素材 | TPE |
厚さ | 4mm |
サイズ | 幅61×奥行183cm |
価格 | 2,180円(Amazon) |
ヨガマット上で行うおすすめポーズ7選
ここでは、初心者向けのヨガマット上で行うおすすめポーズを7つ紹介します。
ヨガマット上で行うおすすめポーズ
- 猫のバランスポーズ
- 上向き犬のポーズ
- 下向き犬のポーズ
- 胎児のポーズ
- 合蹠(がっせき)のポーズ
- 前屈のポーズ
- ねじりのポーズ
自分に合うヨガマットを選べたら実践あるのみです!始めやすいポーズを2~3種類選び、無理のない範囲で行ってみましょう。
1.猫のバランスポーズ
猫のバランスポーズは、下半身・腹・背中・二の腕の引き締めに効果的です。
- 四つん這いになる
- 手は肩幅、足は腰幅に開く
- 息を吸って吐きながら、ゆっくり右手と左足を上げる
- 手と足が床と平行になるように上げる
- そのままの姿勢で5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくり元に戻す
- 反対側も同様に行う
2.上向き犬のポーズ
上向き犬のポーズは、腹部の柔軟性アップ・便秘の解消に効果的です。
- うつ伏せになって寝る
- 脚は腰幅に開き足の甲を床に付ける
- 両手は胸の横に肘を曲げて置いておく
- 息を吸いながら両腕を真っ直ぐに伸ばす
- 上体を反るように持ち上げる
- 足の甲でマットを押すようにして太ももを床から数センチ離す
- 目線をやや上に向ける
- その状態のまま5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくりと元に戻す
3.下向き犬のポーズ
下向き犬のポーズは、下半身の引き締め・バストアップに効果的です。
- 四つん這いになる
- 脚は腰幅、手は肩幅に開いて足のつま先を立てる
- 息を吸って吐きながら、ゆっくりお尻を上げていく
- 背中を伸ばして身体で三角形を作る
- 余裕があればかかとを床につける
- この状態のまま5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくり元に戻す
4.胎児のポーズ
胎児のポーズは、お腹を引き締め・整腸機能の促進に効果的です。
- 仰向けになって寝る
- 両脚をそろえて胸に引き寄せ、両手で抱える
- 大きく息を吸ってゆっくりと吐きながら、膝に額を近づける
- 丸く縮まったポーズを5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくりと元に戻す
5.合蹠(がっせき)のポーズ
合蹠のポーズは、太ももの内側を刺激し、脚のむくみ改善に効果的です。
- 床に座り、左右の足裏を正面で合わせる
- 両手で足先を持ち、両膝を外側へ倒す
- 股関節が開きやすい位置まで上体を前傾させる
- 両手で膝を軽く押すようにしてもよい
- この状態のまま5呼吸ほどキープする
6.前屈のポーズ
前屈のポーズは、骨盤の歪みを矯正し、自律神経を整えるのに効果的です。
- 脚を真っ直ぐに伸ばして座る
- できるだけ脚を真っ直ぐ伸ばしたままつま先をつかむ
- つま先をつかんだら背筋を伸ばす
- 背筋を伸ばしたまま、息を吸って吐きながらゆっくり前屈する
- お腹を太ももにくっつけるような感じで前屈させる
- 前屈した状態のまま5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくり元に戻す
7.ねじりのポーズ
ねじりのポーズは、腰痛の改善・脇腹の引き締め・代謝アップに効果的です。
- 仰向けに寝たまま身体を真っすぐに伸ばす
- 息を吸って吐きながら、顔を横に向け上半身をひねっていく
- 同時に、上半身とは逆方向に下半身をひねっていく
- ひねった状態のまま5呼吸ほどキープする
- キープが終ったら、ゆっくり元に戻す
- 反対側も同様に行う
お気に入りのヨガマットでヨガを楽しもう!
ヨガマットは「ヨガ」を心地よく行うために欠かせないアイテムなので、慎重に選びたいところです。
ヨガマットを敷く目的や、選ぶポイントを把握したうえで、あなたに合った商品を選択しましょう。
柔軟性、代謝を高めるヨガの効果をさらに上げるためにも、ヨガマットを敷きましょう!
少し運動したり、軽い食事制限をしていればスタイルをキープできていた20代と違って
女性は年齢を重ねると、さまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。
美しさを保つために、日々たくさんの努力をされているかと思いますが
仕事に家事に育児に・・・とにかく時間がない!という方も多いはず。
パーソナルトレーニングジムなら、
限られた時間のなかで効率的にあなたの理想に近づくことができます。
「気になる身体の部位を絞りたい」
「スタイルをキープをしたい」
「運動をして心も身体も若々しくきれいでいたい」
という方、大歓迎です!
女性専用パーソナルトレーニングジムのFURDI(ファディー)は、あなたの身体に合わせて最適なトレーニングプログラムを準備しています。
1回、15分~30分程度だから、隙間時間を活用できます!
限られた時間のなかで賢く効率的に、あなたの理想を叶えましょう!
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